一部利用者さまのみに提供しています。提供範囲は順次拡大します。ご利用を希望される場合は右下のチャットからお問い合わせください。
マーチャント側、オペレーター側それぞれ別々にチャットからのお問い合わせが必要です。
予約商品や出荷タイミングが決まっている商品など、出荷日管理が必要な商品を含む出荷伝票が存在する場合、倉庫側の出荷作業のタイミングをコントロールすることができます。
この機能により対象の出荷伝票に「発売日」と「作業開始可能日(オペレーターのみ表示)」を表示します。作業開始可能日に到達していない出荷伝票はステータス「保留」へ自動的に移動し、意図しないタイミングに出荷作業が開始されることを防止します。
機能の説明
マーチャントの商品マスタに登録した「発売日」を起点として、オペレーター側で登録される「発売日ありの作業開始日」により、対象の出荷伝票を「保留」とするか「出荷待ち」とするかを自動的にコントロールします。
例) 発売日:2024/01/31 発売日ありの作業開始可能日:7日前
日付 | 発売日ありの作業開始可能日 | ステータス |
---|---|---|
2024/01/21 | 7日前 | 保留 |
2024//01/23 | 7日前 | 保留 |
2024//01/24 | 7日前 | 出荷待ち |
2024//01/31 | 7日前 | 出荷待ち |
マーチャントとオペレーターそれぞれで設定を行う必要があります。オペレーター側の設定方法は「発売日ありの作業開始可能日を利用する」を確認してください。
注意事項
配送開始スケジュール「配送温度」と併用できない
配送開始スケジュールでは「発売日ありの作業開始日」と「配送温度」のルールを設定できます。
ただし、「発売日ありの作業開始日」と「配送温度」を両方設定した場合、「配送温度」によるルールは適用されず「発売日ありの作業開始日」のみが適用されます。
発売日ありの作業開始日 | 配送温度 | 適用ルール | |
---|---|---|---|
パターン1 | あり | なし | 発売日ありの作業開始日 |
パターン2 | なし | あり | 配送温度 |
パターン3 | あり | あり | 発売日ありの作業開始日 |
設定方法
商品マスタに発売日を登録する
各項目の確認方法
オペレーター側で登録された「発売日ありの作業開始日」の確認方法
オペレーター側で登録された「発売日ありの作業開始日」は、マーチャント側から確認できます。
「発売日」による出荷作業の開始タイミングをコントロールする場合は、オペレーターの管理者へ設定の依頼が必要です。
オペレーター側の設定方法は「発売日ありの作業開始可能日を利用する」を確認してください。
出荷伝票に指定された発売日の確認方法
マーチャント・オペレーター共通
発売日が指定されている出荷伝票には、出荷伝票一覧と出荷伝票詳細画面に「発売日」が表示されます。
発売日が2024/03/20
と2024/03/25
の両方の商品が存在する場合、出荷伝票の発売日は2024/03/25
と表示されます。
オペレーターのみ(保留ステータス時)
指定した「発売日ありの作業開始日」によって、対象の出荷伝票が保留ステータスにある場合、発売日の他に「出荷待機中」であることと、「作業開始可能日」が表示されます。
発売日を絞り込みたい
出荷伝票一覧画面の詳細検索から「発売日」を絞り込むことが可能です。
出荷伝票Aに発売日が2024/03/20
と2024/03/25
の両方の商品が存在する場合に、検索で発売日「2024/03/20」から「2024/03/20」までで検索すると、出荷伝票Aは検索結果に表示されません。
発売日による出荷伝票の自動分割
「発売日ありの作業開始日」を利用することで、対象の出荷伝票は指定された日に到達するまで出荷作業を開始することができません。
発売日が異なる商品を複数購入している場合や、発売日が指定された商品と即日出荷が可能である商品を同時購入している場合など、もっとも遅い発売日を起点として「発売日ありの出荷作業開始日」に到達することで、出荷作業を開始することができます。
出荷の遅れによる「在庫の滞留」や「顧客の期待」に懸念がある場合は、出荷伝票の自動分割機能を利用できます。
指定された発売日ごとに出荷伝票を自動的に分割することが可能です。
マーチャントの商品マスタの「発売日」:2024/01/31
オペレーターの「発売日ありの作業開始可能日」:7日前
と設定した場合、「2024/01/23」までは保留ステータスになります。「2024/01/24」には自動的に出荷待ちステータスになり、出荷作業を開始することができます。