LOGILESSでは「受注伝票」が「確認待ち」ではなくなったときに、「受注確定時」のイベントを使用して、メールの自動送信や受注伝票のマクロの適用を行うことができます。
事前設定
「受注確定時」のイベントを使用する場合は、「イベント「受注確定時」を有効にする」オプションが有効になっている必要があります。設定方法は「組織の設定」を参照します。
イベントの詳細
「受注伝票」が何らかの理由で「確認待ち」となったとき、受注伝票には「確定前」アイコンが表示されます。このときまだ「受注確定時」イベントは発生していません。
確認待ちがすべて解消し、「入金待ち」「引当待ち」「出荷待ち」のいずれかに移動したとき、「確定前」アイコンが消え、「受注確定時」イベントが発生して、関連した処理(受注伝票のマクロの適用、メールの自動送信)が実行されます。
また、「確認待ち」にならず、「入金待ち」「引当待ち」「出荷待ち」に直接移動した場合は、受注の登録と同時に「受注確定時」イベントが発生して、関連した処理(受注伝票のマクロの適用、メールの自動送信)が実行されます。
その後、何らかの理由で再度受注が「確認待ち」になった場合(たとえば、手動で確認待ちに移動した場合や、購入者からの問い合わせにより確認待ちに移動した場合)は、「確定前」アイコンは表示されず、確認待ちを解消することにより再度「受注確定時」イベントが発生することはありません。
イベントの利用
受注伝票のマクロの適用
「受注伝票のマクロ」を設定する際、「イベント」で「受注確定時」を選択することで、「受注確定時」に受注伝票のマクロを適用することができます。
このイベントは主に、次のような用途で使用できます :
- 「新規受付時」=受注伝票が登録された際に適用される受注伝票のマクロによって「確認待ち」の状態にした受注伝票に対して手動の処理を行なったあと、当該手動処理を反映させた受注伝票に対して、再度受注伝票のマクロを適用させたい場合。
- 「デフォルトの配送方法」や、「出荷伝票のマクロ」を適用させたあとの受注伝票に対して、受注伝票のマクロを適用させたい場合。
メールの自動送信
各店舗の「メール配信の設定」で「自動送信メール」の「受注確定時」を利用すると、確認待ちがすべて対応済みになったタイミングでメールを自動送信できます。
このイベントは主に、次のような用途で使用できます :
- 「新規受付時」=受注伝票が登録された際に適用される受注伝票のマクロによって「確認待ち」の状態にした受注伝票に対して手動の処理を行なったあと、当該手動処理を反映させた受注伝票に対して、メールを送信したい場合。
- 「デフォルトの配送方法」や、「出荷伝票のマクロ」を適用させたあとの受注伝票に対して、メールを送信したい場合。