「問い合わせ受信用メールアドレス」に受信したメールをトリガーにして受注伝票を自動的に確認待ちにすることができます。
機能について
店舗の「問い合わせ受信用メールアドレス」に購入者からの問い合わせのメールを転送すると、「問い合わせ受信用メールアドレス」宛てに受信したメールの情報を元に受注伝票を特定し、受注伝票を自動的に確認待ちにします。
複数の受注伝票が同時に確認待ちになることがあります。また、確認待ち解除後に再度購入者から返信があった場合、再度確認待ちになります。

この機能を利用することで、確認待ちに止まる受注伝票が増える可能性があります。
オペレーター側との間で出荷指示の締切や締め時間が決められている場合は、必ず締切前に確認待ちの受注伝票をチェックしてください。
対象の受注伝票の条件
- 各プラットフォームとのAPI連携で自動で作成された受注伝票や、LOGILESS APIで自動で作成された受注伝票(つまり、受注伝票の新規登録画面や、一括登録で作成された受注伝票は対象外)
- 受注伝票の配送ステータスが出荷待ち
- 受注伝票に紐づく出荷伝票が作業中ではない
受注伝票を特定する
店舗のプラットフォームよって、受注伝票を特定する動作が異なります。
- 楽天市場の場合
受注コードをもとに確認待ちにする受注伝票を特定します。もしくは、購入者メールアドレスをもとに確認待ちにする受注伝票を特定します。 - Yahoo!ショッピングの場合
受注コードをもとに確認待ちにする受注伝票を特定します。もしくは、購入者メールアドレスをもとに確認待ちにする受注伝票を特定します。 - それ以外のプラットフォームの場合
購入者メールアドレスをもとに確認待ちにする受注伝票を特定します。
問い合わせ受信時の設定
店舗の「問い合わせ受信時の設定」で、問い合わせ受信時に確認待ちにする条件を変更することができます。
店舗の新規登録をするときの初期値は「すべての受注を確認待ちにする」です。
- すべての受注を確認待ちにする
受信したメールから特定できるすべての受注伝票を確認待ちにします。 - 問い合わせ受信前の受注のみ確認待ちにする
受信したメールの日時と受注伝票の受注日時を比較し、受信したメールの日時の方があとの場合のみ確認待ちにします。
設定方法
問い合わせ受信時の設定を変更する


問い合わせ受信用メールアドレスを確認する

メールの転送
メールをトリガーとした自動処理を行うために、店舗ごとに用意された「問い合わせ受信用メールアドレス」に、トリガーとなる購入者からの問い合わせメールを転送します。
転送の方法は次の2つから選択します。
方法1 : 送信先を変更する
モールやカートで、トリガーとなる購入者からの問い合わせメールの送信先に店舗の「問い合わせ受信用メールアドレス」を追加します。
転送されたメールはトリガーとして使用されたあとは削除されるため、転送されたメールの内容をLOGILESS上で確認することはできません。
そのためメールの送信先には「問い合わせ受信用メールアドレス」以外のメールアドレスも同時に含めるようにして、メールの内容を確認できるようにしてください。
方法2 : 転送する
メールの転送は、マーチャントが所有する外部メールアカウントで設定します。
多くのメールプロバイダーでは、ユーザー自身でメール転送ルールを作成できるため、「問い合わせ受信用メールアドレス」に転送するメールを選別して転送することができます。これにより、指定した問い合わせ内容に一致するものだけを確認待ちにすることができます。
設定の詳細な手順は、利用しているメールプロバイダーによって異なります。
自動転送の設定についてサポートが必要な場合は、それぞれのメールプロバイダーにお問い合わせください。
受信したメールのFromが購入者のメールアドレスではなくなってしまうと正しく動作しないため、外部メールアカウントで受信したメールを手動で転送しても正しく処理されません。