商品エイリアスには利用可能な2つの「アクション」があります。
アクション : 置換
「置換」は、明細行に指定された商品コードと、プラットフォームで選択された項目選択肢から商品マスタを割り当てます。
通常、LOGILESSでは明細行に指定された商品コードを商品マスタから検索し、商品マスタに割り当てます。「置換」のアクションを持つ商品エイリアスを使用することで、商品コードを読み替える、または選択された項目選択肢によって異なる商品マスタを割り当てるといった柔軟なルールの定義が可能になります。
利用シーン(1) 商品コードを読み替える
商品コード「ABC」が指定された明細行に、商品コード「234」の商品マスタを割り当てる場合は、商品エイリアスは次のように作成します :
- アクション =
置換
- (店舗)商品コード =
ABC
- (LOGILESS)商品コード =
234
利用シーン(2) 商品コードと項目選択肢によって商品マスタを割り当てる
商品コード「ABC」の商品を、「おまけ
=ピーナッツ
」の項目選択肢を選択して購入された場合に、商品コード「234」の商品マスタを割り当てる場合は、商品エイリアスは次のように作成します :
- アクション =
置換
- (店舗)商品コード =
ABC
- (店舗)項目選択肢 =
おまけ=ピーナッツ;
- (LOGILESS)商品コード =
234
高度な設定 : 個数を乗じる
商品エイリアスのプロパティ「乗数」を使用することで、商品マスタを割り当てる際に数量を乗数で乗じることができます。
例えば「乗数」を2に設定すると、購入個数が3つのとき、商品マスタを割り当てる際に6つの在庫が引き当てられるよう明細行の数量を変更します。
高度な設定 : 価格を上書きする
商品エイリアスのプロパティ「デフォルトの価格」を使用することで、明細行の価格が0のとき、商品エイリアスの設定値で上書きできます。
例えば「デフォルトの価格」を1,000円に設定すると、価格が0で取り込まれた明細行は、1,000円に更新されます。
高度な設定 : 複数の明細行に分割する
商品コード「ABC」の商品を、「おまけ(1)
=ピーナッツ
」 「おまけ(2)
=大豆
」 の項目選択肢を選択して購入された場合に、商品コード「234」の商品マスタと 商品コード「345」の商品マスタを同時に割り当てる場合は、商品エイリアスは次のように作成します :
- [ 商品エイリアス 1つめ ]
- アクション =
置換
- (店舗)商品コード =
ABC
- (店舗)項目選択肢 =
おまけ(1)=ピーナッツ;
- (LOGILESS)商品コード =
234
- 置換後の明細行数 =
2
- アクション =
- [ 商品エイリアス 2つめ ]
- アクション =
置換
- (店舗)商品コード =
ABC
- (店舗)項目選択肢 =
おまけ(2)=大豆;
- (LOGILESS)商品コード =
345
- 置換後の明細行数 =
2
- アクション =
アクション : 追加
「追加」は、プラットフォームで選択された項目選択肢によって、明細行を追加します。例えば、プレゼントの種類を購入者にプルダウンから選択させ、項目選択肢を新しい明細行として受注に対して追加できます。
商品コード「456」の商品を、「プレゼント
=帽子
」の項目選択肢を選択して購入された場合に、商品コード「HAT」の商品マスタを追加で割り当てる場合は、商品エイリアスは次のように作成します :
- アクション =
追加
- (店舗)商品コード =
456
- (店舗)項目選択肢 =
プレゼント=帽子;
- (LOGILESS)商品コード =
HAT