商品エイリアスの仕様

商品エイリアスを有効化した時点で、商品マスタを特定し割り当てる機能の順序が商品対応表→商品エイリアス→商品マスタになります

商品対応表で商品マスタが特定され割り当てされた場合は、商品エイリアスの「置換」は動作しません。

商品エイリアスの各項目を用いてどのようにLOGILESSの商品マスタを特定するのか、などの詳しい仕様について説明します。

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商品エイリアスの例」に各項目の詳しい設定の例をまとめています。

商品マスタを特定する​仕組み

商品エイリアスでは「(店舗)商品コード」と「(店舗)項目選択肢」を組み合わせてLOGILESSの商品マスタを特定します。

上記の例のとおり商品が注文され、商品エイリアスによって商品を特定すると、LOGILESSの受注伝票の明細行は以下の通りになります。

明細行備考欄に入力される、項目選択肢の項目名と選択肢名の間の記号は半角の「:」にしてください

項目選択肢の項目名と選択肢名の間の記号が全角の「:」だと正しく動作しません。

(店舗)商品コード

商品エイリアスを登録するときは、各プラットフォームの商品コードを入力します。

「(店舗)商品コード」に利用できない文字列

  • 半角の:;=
  • ## number ##
各プラットフォームの「(店舗)商品コード」にあたる項目は、項目の対応で確認できます

各プラットフォームの項目の対応のヘルプページ確認できます。「商品コード」に連携される項目が商品エイリアスの「(店舗)商品コード」に対応しています。

(店舗)項目選択肢

商品エイリアスを登録するときは、商品ページに表示される項目選択肢の項目名と選択肢名の値を入力します。

項目選択肢の半角数字を省略する

項目選択肢の項目名に含まれる半角数字を## number ##に置き換えることで商品エイリアスの登録を省略できます。

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項目選択肢の項目名が「1つ目のカラー」、「2つ目のカラー」と複数続く場合に「## number ##つ目のカラー」と1つ入力するだけで対応できます。

「カラー1つ目」など半角数字が項目名の途中に含まれていても、「カラー## number ##つ目」のように利用することができます。

例えば、2つの商品を選択できる「T-1」の商品ページの項目選択肢で、1つ目のカラーが「ブルー」、1つ目のサイズが「L」を選択された場合の商品エイリアスの入力の例は以下の画像の通りです。

項目選択肢のCSVファイルでの入力例

2つの商品を選択できる「T-1」の商品ページで、項目選択肢の項目名が1つ目のカラー、1つ目のサイズ、2つ目のカラー、2つ目のサイズの4つあり、カラーの選択肢名がブルー・ピンク・グリーン、サイズの選択肢名がS・M・Lの商品エイリアスの入力の例は以下の通りです。

項目選択肢の項目名や選択肢名に利用できない文字列

  • 半角の:;=
  • ## number ##
  • 全角の数字
各プラットフォームの「(店舗)項目選択肢」にあたる項目は、項目の対応で確認できます

各プラットフォームの項目の対応のヘルプページ確認できます。「明細行備考欄」に連携される項目が商品エイリアスの「(店舗)項目選択肢」に対応しています。

(商品マスタ)商品コード

商品エイリアスを登録するときは、「(店舗)商品コード」と「(店舗)項目選択肢」の組み合わせに対応するLOGILESSの商品マスタの商品コードを入力します。

変換後の​明細行数

商品エイリアスを登録するときは、「(店舗)商品コード」と「(店舗)項目選択肢」を組み合わせて変換するべきLOGILESSの商品マスタの数を入力します。

例えば、10種類の商品の中から3種類の商品を項目選択肢で選ぶような商品ページの場合は、「変換後の​明細行数」は「3」と入力します。

「変換後の​明細行数」はSKUの種類の数ではなく、商品エイリアスによって特定され変換される明細行の数を入力します

例えば、項目選択肢で選択された3種類の商品がすべて同じ商品でも、商品エイリアスによって変換される明細行の数は「3」になるので、「変換後の​明細行数」は「3」と入力します。

アクション

商品エイリアスには利用可能な2つの「アクション」があります。

置換

「置換」は、商品エイリアスによって「(店舗)商品コード」と「(店舗)項目選択肢」から商品マスタを特定し、元の「(店舗)商品コード」を置き換えて、明細行にLOGILESSの商品マスタを割り当てます。

商品対応表で商品マスタが特定され割り当てされた場合は、商品エイリアスの「置換」は動作しません。

以下の項目は「置換」でのみ使用します。

  • 乗数
  • 変換後の明細行数
  • 販売単価の上書き
  • 置換した選択肢を再利用

追加

「追加」は、商品エイリアスによって「(店舗)商品コード」と「(店舗)項目選択肢」から商品マスタを特定し、元の「(店舗)商品コード」とは別に、明細行に新しくLOGILESSの商品マスタを追加します。

商品対応表・商品エイリアスの置換・商品マスタのいずれかで商品マスタを特定し割り当てが完了した上で、さらに商品を追加することができます。
商品対応表・商品エイリアスの置換・商品マスタすべてで商品マスタが特定できなった場合、商品エイリアスの追加は動作しません。

乗数

商品エイリアスの「置換」によって特定され置き換えられる商品の明細行の「数量」を設定します。

例えば、コンタクトレンズ4箱セットで、度数・BC・カラーを項目選択肢で選ぶような商品ページの場合、商品エイリアスの「乗数」は「4」と入力します。そうすることで、度数・BC・カラーの項目選択肢から特定された商品の明細行の「数量」が「4」になります。

フリー項目

商品エイリアスのフリー項目は、商品エイリアスの「詳細検索」で利用することができます。

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複数の商品エイリアスに対してフリー項目に同じ値を入力しておくことで、商品エイリアスをグルーピングし、検索の利便性を向上できます。

販売単価の​上​書き

商品エイリアスで置き換えられた商品の単価を「販売単価の​上​書き」の値で上書きします。

例えば、商品エイリアスの「販売単価の​上​書き」を1,000円に設定し、受注伝票の明細行の商品が商品エイリアスの置換によって特定され置き換えられたときに、当該の商品の単価を1,000円に上書きすることができます。

「販売単価の​上​書き」を設定すると、必ず単価を上書きします

商品エイリアスの「置換」で「販売単価の​上​書き」を設定すると、元の注文では異なる単価が設定されていたとしてもLOGILESS側で単価を上書きします。
「販売単価の​上​書き」を無効にしたい場合は「販売単価の​上​書き」を空欄にして保存してください。

販売単価の​上​書きが利用できる条件

  • アクションが「置換」
  • 変換後の​明細行数が「1」

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