商品マスタのサイズ係数の決め方の例

商品マスタのサイズ係数を設定することで、配送方法の自動変更や梱包数（個口数）の自動計算、梱包資材の大きさの指定などさまざまな自動化を行うことができます。

商品マスタのサイズ係数の決め方の一つの例をご紹介します。

サイズ係数はさまざまな機能で活用できます

デフォルトの配送方法、出荷伝票のマクロ、梱包資材ポリシー、出荷モデルなどさまざまな機能で利用することができます。
なお、商品マスタで商品のサイズ係数を設定していない場合はデフォルトの配送方法で100として扱われます。

利用する機能

1箱の大きさを表す数字を決めて、商品ごとに1箱に入る数量から、商品1個あたりのサイズ係数を決める方法があります。

仮に、1箱の大きさを「600」とした場合、下記表のように商品1個あたりのサイズ係数を算出できます。

1箱の大きさの数字は、利用者さまが決めてください。数字が大きいほど、細かいサイズ係数の設定ができます。
サイズ係数は1より小さい数字を設定することができないので、あまり小さい数字にしてしまうと今取り扱っている商品より小さいサイズの商品が新しくできたときに対応できない可能性があります。

合計サイズ係数は「600」なので、1箱に収まります。

合計サイズ係数は「660」で、1箱に収まるサイズを超えています。
合計サイズ係数が「600」を越えていることを、例えば配送方法の変更を行う判断に利用したり、梱包数の変更を行ったり、梱包資材の指定行う判断に利用することができます。

「出荷伝票の詳細を確認する」と、出荷伝票ごとの合計サイズ係数を閲覧できます。

1商品ごとのサイズ係数を算出したら、商品マスタの「サイズ係数」を設定します。

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