代金引換や、後払い決済のように、LOGILESS上で請求合計金額を算出して購入者に対して請求を行うことができる場合、条件に応じて「その他手数料」を自動的に加算することが可能です。
受注伝票のマクロによって自動的に加算された手数料額は、取込元のモールやカートには反映されません。そのため、「代金引換」およびLOGILESSで審査処理を行う「後払い決済」以外では利用できません。
“受注伝票のマクロ”での指定方法
支払方法が「代金引換」のときに、その他手数料を330円加算する場合、次のように設定します。
条件 :
「支払方法」が「代金引換」「と同じ」を追加します。
自動処理 :
「その他手数料を加算する」を選択し、「加算額」に「330」円を入力します。
合計金額によって手数料額を変更する場合
たとえば、代金引換手数料や後払い決済手数料を、受注の合計金額に対して加算する場合は、必ず合計金額が大きい順に適用を行うよう受注伝票のマクロを制御してください。合計金額が小さい順に適用を行うと、手数料額が過大に加算されることがあります。
ヤマト運輸 宅急便コレクトの例
ヤマト運輸 宅急便コレクトの下記の手数料表(2020年11月時点)を例にサンプルを確認します。
代金引換金額手数料(税別)
~9,999円:300円
~29,999円:400円
~99,999円:600円
~300,000円:1,000円
お客様の購入金額(受注伝票の合計金額)に応じて、手数料額を加算する場合は、次のように「その他手数料を変更」します。
なお、この例は単純化のため、購入者から受け取る手数料額と、配送会社に支払う手数料額が異なるケースがあります。たとえば、商品合計金額が10,000円の場合、加算される手数料額は330円となりますが、実際に配送会社に支払う手数料額は440円となります。
このJSONファイルを使用して、受注伝票のマクロを作成することもできます。
「受注伝票のマクロ」の一覧を表示し、最下部の「JSONファイルから一括登録」をクリックして、ダウンロードしたJSONファイルをアップロードします。
受注伝票のマクロを設定したら、必ず動作確認を行ってください。