Shopify Flowを使用しLOGILESSで不正注文を検知する運用アイデアをご紹介します。

Shopifyでは不正注文を防止するためにいくつかの対策を掲載しています。
具体的な利用シーン
Shopifyで不正注文リスク高と判定された注文をLOGILESSに取り込んだ際、注文をキャンセルしたり購入者情報の確認を行うため、伝票ステータスを「出荷待ち」ではなく「確認待ち」にします。
利用する機能
- Shopifyアプリ「Shopify Flow」
- 店舗の連携のAPI連携設定「タグを取り込む」
- 受注伝票のマクロ
設定内容
Shopifyのアプリ「Shopify Flow」で不正注文リスク高と判定された注文に自動で注文タグ「不正注文」を追加します。店舗の設定でShopifyの注文タグをLOGILESSの受注伝票のタグとして取り込み、受注伝票のマクロで不正注文のタグがついた受注伝票を確認待ちに止めます。
Shopifyアプリ「Shopify Flow」
Shopifyのアプリ「Shopify Flow」で不正注文リスク高と判定された注文に自動で注文タグ「不正注文」を追加します。
Shopifyアプリ「Shopify Flow」の使い方についてはLOGILESSのサポート対象外です
Shopifyのサポートにお問い合わせください。

Shopifyのブログには不正注文が発生した際に「注文タグ」を付与する方法が記載されています。
店舗の連携のAPI連携設定「タグを取り込む」
Shopifyの店舗の連携のAPI連携設定で「タグを取り込む」を有効にします。

Shopifyの店舗の連携のAPI連携設定で「タグを取り込む」を有効にしてもLOGILESSの受注伝票のタグに取り込まれない場合
「Shopify : タグがLOGILESSの「受注伝票のタグ」に反映されていません。」を参照してください。
受注伝票のマクロ
不正注文のタグがついた受注伝票を確認待ちに止めます。
- 条件
- [タグ]が「不正注文」[を含む]
- 自動処理
- [確認待ちに変更する] メッセージ「不正注文があるため確認が必要です」

実際の動作例
設定内容のとおりにShopify Flowと受注伝票のマクロを設定した場合、受注伝票は以下のように表示されます。
受注伝票の詳細画面での表示
対象の受注伝票の詳細画面には下記のとおり表示されます。
- 伝票のステータス
- 確認待ち
- メッセージ
- 受注伝票のマクロで設定したメッセージが表示されます。
- タグ
- Shopify Flowで設定したタグが付与されます。

受注伝票の確認待ち理由一覧での表示
受注伝票の確認待ち理由一覧には下記のとおり表示されます。
- 伝票のステータス
- 確認待ち
- メッセージ
- 保留
- 受注伝票のマクロで設定したメッセージが表示されます。
- タグ
- Shopify Flowで設定したタグが付与されます。
