複数の段ボールサイズを使い分けており、出荷商品のサイズや個数によって最適な段ボールを使いたいというケースがあります。
出荷伝票のマクロを使用することで、1つの出荷伝票ごとに、商品の大きさを合算した合計サイズ係数を算出し、段ボールサイズを出荷指示書に表示する運用アイデアを紹介します。
サイズ係数が設定されていない商品がある場合、その商品を含む出荷伝票ではマクロが正しく動作しません。
具体的な利用シーン
やりたいこと
複数の段ボールサイズを使い分けている場合、商品サイズのバリエーションや出荷する商品の組み合わせに応じた最適な段ボールを出荷指示書に自動で表示します。
経験の浅いスタッフや繁忙期の現場でも、出荷指示書の内容に従うことで「箱選び」の迷いやミスを減らすことができます。
具体例
サイズ係数を以下のとおりに設定した場合、さまざまな出荷伝票の例に対してどのように動作するか説明します。
- 商品A:サイズ係数80
- 商品B:サイズ係数100
- 商品C:サイズ係数120
- 商品D:サイズ係数150

「出荷伝票の詳細を確認する」で、出荷伝票ごとの合計サイズ係数を確認できます。
出荷伝票の例1
- 商品A:1個
- 商品B:1個
- 合計サイズ係数:180
出荷伝票のマクロにより、フリー項目「(出荷伝票)フリー項目」に「小」が自動入力されます。
出荷指示書には「小段ボール」と出力されます。
出荷伝票の例2
- 商品A:3個
- 商品C:1個
- 合計サイズ係数:360
出荷伝票のマクロにより、フリー項目「(出荷伝票)フリー項目」に「中」が自動入力されます。
出荷指示書には「中段ボール」と出力されます。
出荷伝票の例3
- 商品A:5個
- 商品D:2個
- 合計サイズ係数:700
出荷伝票のマクロにより、フリー項目「(出荷伝票)フリー項目」に「大」が自動入力されます。
出荷指示書には「大段ボール」と出力されます。
利用する機能
設定内容
商品マスタ
商品マスタを編集し、サイズ係数を設定します。
サイズ係数の決定方法の詳細については「商品マスタのサイズ係数の決め方の例」を参照してください。
出荷伝票のマクロ
合計サイズ係数に応じて、段ボールサイズをフリー項目に自動入力する出荷伝票のマクロを設定します。
マクロ1:合計サイズ係数が200以下の場合、「小」を指定
- 条件
- [合計サイズ係数]条件「200」[と同じか、小さい]
- 自動処理
- [フリー項目1を変更する] フリー項目1[小段ボール]

マクロ2:合計サイズ係数が201〜400の場合、「中」を指定
- 条件
- [合計サイズ係数]条件「201」[と同じか、大きい]
- [合計サイズ係数]条件「400」[と同じか、小さい]
- 自動処理
- [フリー項目1を変更する] フリー項目1[中段ボール]

マクロ3:合計サイズ係数が401以上の場合、「大」を指定
- 条件
- [合計サイズ係数]条件「401」[と同じか、大きい]
- 自動処理
- [フリー項目1を変更する] フリー項目1[大段ボール]

帳票レイアウト
オペレーター側で出荷指示書に段ボールサイズを表示するよう設定します。
- オペレーター画面で、メインナビゲーションの「組織設定」を押します
- タブメニューの「帳票レイアウト」を押します
- 「出荷指示書」を押します
- 「出荷伝票の詳細」で「列を追加」を押し、「(出荷伝票)フリー項目1」を指定します
- 「変更を保存」を押します
