キャンペーンなど指定した期間中だけプレゼントをつけるための運用アイデアをご紹介します。
具体的な利用シーン
やりたいこと
キャンペーン期間中の受注に対してプレゼントを1個つけます。
具体例
2024/5/1 0:00~2024/5/9 23:59までの受注に対して、プレゼント用商品P-1を1個つけます。
利用する機能

この運用アイデアを実行するためには、プレゼントなどの同梱物も商品マスタに登録した上で、事前に在庫を登録しておく必要があります。
設定内容
2024/5/1 0:00~2024/5/9 23:59までの注文に対して、商品コード「P-1」商品名「キャンペーン用プレゼント」を1個つけます。
受注伝票のマクロ
受注日時が2024/5/1 0:00~2024/5/9 23:59までのすべての注文に対して、プレゼント用商品P-1を明細行に追加します。
- 条件
- [合計購入数量]条件「0」[と同じか、大きい]
- 自動処理
- [明細行を追加する] 値「P-1:キャンペーン用プレゼント::1:0」
- 適用期間
- [受注日時]が「2024/5/01 00:00」から「2024/5/9 23:59」まで


日付が2024年5月10日以降になったら、適用期間が「2024/05/01 00:00」から「2024/05/09 23:59」までのマクロは動作しなくなります。マクロ自体を削除しても問題ありません。
適用期間が終了しても、マクロ自体を削除しても、マクロによって追加した明細行は削除されません。
実際の動作例と解説
設定内容のとおりに受注伝票のマクロを設定した場合に、さまざまな受注伝票の例に対してどのように動作するか、また、その理由を説明します。
受注伝票のマクロに登録した、[合計数量]条件「0」[と同じか、大きい]は、すべての受注伝票があてはまる条件なので、すべての受注伝票に対してマクロを実行することができます。
受注伝票の例1
- 受注日時「2024年5月2日 10:10:25」
受注日時が「2024/05/01 00:00」から「2024/5/9 23:59」までに当てはまるので、マクロが動作し、プレゼント用商品P-1が明細行に追加されます。
受注伝票の例2
- 受注日時「2024年5月9日 23:59:59」
受注日時が「2024/05/01 00:00」から「2024/5/9 23:59」までに当てはまるので、マクロが動作し、プレゼント用商品P-1が明細行に追加されます。
受注伝票の例3
- 受注日時「2024年05月10日 00:00:00」
受注日時が「2024/05/01 00:00」から「2024/5/9 23:59」までに当てはまらないので、マクロは動作しません。