集合包装が保管中の在庫に存在しない可能性があります。
集合包装とは、同一の通常商品を2点以上構成商品として管理する商品マスタです。物理的な状態を管理することを前提としているため、通常商品同様に在庫管理が可能であり、出荷検品の対象です。
集合包装の在庫に対して出荷作業を開始し、出荷指示書に記載するためには、通常商品とは別に集合包装としての在庫登録が必要です。
集合包装の在庫は自動的に最適な出荷に物理引当されます
集合包装の在庫に対する物理引当は、LOGILESSが自動的に計算を行い、決定します。出荷伝票に含まれる通常商品の数量が集合包装の構成商品の数量と一致する、あるいは構成商品の数量を上回る場合に、集合包装の在庫は物理引当の対象になります。
集合包装の在庫を登録するには、以下の方法があります。なお、在庫操作はオペレーターでのみ操作可能です。
入荷入庫を行う
集合包装の在庫を入荷入庫することで、在庫数を加算します。
変換を行う
変換を行うことで、通常商品を消費して集合包装を加算します。
変換に必要な通常商品の在庫数は、集合包装に登録された構成商品の数量と一致します。通常商品の在庫数が集合包装の構成商品数に満たない場合は、変換することができません。
例えば、通常商品3pcsを構成商品とした集合包装を商品マスタに登録し、通常商品から集合包装に1c/s変換した場合、通常商品の保管中在庫から3pcsを減少させ、集合包装の保管中在庫数を1c/s増加させます。
通商商品 | 集合包装 | |
---|---|---|
変換前 | 10pcs | 0c/s |
(通常商品3pcsを集合包装に変換) | ↓ | ↓ |
返還後 | 7pcs | 1c/s |