【復旧済み】BT-W専用アプリケーションの通信に障害が発生しておりました

平素よりLOGILESSをご利用いただき誠にありがとうございます。

2024年9月3日(火)10:50頃から21:00頃にかけて、庫内デバイスBT-W専用アプリケーション(新規受付停止済み)において、LOGILESSに接続できなくなる障害が発生していました。ご利用中の皆さまには多大なるご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

起きた事象

2024年9月3日(火) 10:50ごろから、Keyence BT-Wシリーズの端末を使用したハンディターミナルがLOGILESSと通信できない状態となり、入荷予定の受信、入荷実績の送信、出荷検品対象の出荷伝票の受信、出荷検品実績の送信をはじめとする、LOGILESSとの通信が必要なすべての機能が利用できない状態となりました。

影響範囲

庫内デバイスBT-W専用アプリケーションを利用する一部のお客様
※ 受注取込や在庫・出荷連携などの自動処理に影響はありませんでした
※Androidアプリ(新規受付停止済み)、マルチプラットフォーム ハンディターミナル(Keyence BT-Aシリーズの端末、スマートフォン、タブレット、PCなどで利用)には影響はありませんでした

発生日時

2024年9月3日(水)10:50 〜 21:00ごろ
※現在は解消しております

障害の原因

 LOGILESS側で、Keyence BT-Wシリーズの端末から通信を受け付けるサーバーで、2024年9月3日(火) 10:50にSSL証明書の更新が、自動的に実行されました。

 一方で、Keyence BT-Wシリーズの端末で利用されているOS(Windows Embedded Compact 7)は2021年にサポートを終了しており、OSアップデートがなくなっております。これにより、ルート証明書、または中間証明書と呼ばれる、SSL証明書を検証するための仕組みが古いままとなっており、当日更新された最新の証明書を検証できなくなったものと推測しております。

 この問題の回避には、端末にインストールされたアプリケーション自体の更新が必要でしたが、これには時間がかかるため、LOGILESSのサーバー側であらゆる設定変更を試行しましたが、接続を回復させることができませんでした。

 2024年9月3日(火) 21:00ごろに、このSSL証明書の検証ができなくなる問題を修正したバージョンのアプリケーション(v2.33)を配信しました。

今後の対策

Keyence BT-Wシリーズの端末で利用されているOS(Windows Embeded Compact 7)でのSSL証明書の検証の問題を回避できるよう、アプリケーションを修正し、反映済みです。

 このバージョンのアプリケーションでは、今後LOGILESS側の証明書が更新された場合でも、引き続き問題なく通信が可能です。

同様の事象が発生することがないよう、必要に応じて追加の再発防止策を実施してまいります。

ご利用中のユーザーさまに、多大なるご迷惑をおかけしましたことを改めて深くお詫び申し上げます。